南仏ルーション地方のワインに華やかなアロマと深みをもたらす主要品種、「シラー(Syrah)」。北ローヌ地方のイメージが強いシラーですが、ルーションのテロワールと出合うことで独自の魅力を発揮します。
ラヴィデシャトーで、シラーン特徴を出しているワインは「エドワルド」「エルモリ」です。
■エドワルド
■エルモリ
・ワイン名:EL MOLI Special Editin(エル・モリ スペシャルエディション)
・ドメーヌ:Domaine Singla (ドメーヌ・シングラ)
・原産地呼称:フランス / ルーション(A.O.P. Côtes du Roussillon )
・品種:シラー 90%、ブラックグルナッシュ 10%
・栽培:認証オーガニック(BIO)
・醸造:25日間のマセラシオン。12ヶ月間オーク樽にて熟成(1/3新樽使用)。
・評価:南仏TOP50選出 パーカー90点獲得ビンテージ
・アルコール度数:15%
・容量:750ml
・ヴィンテージ2021 7,480円(税込)

リズミカルに広がる果実味の後に、オーク樽由来のしなやかなタンニンと、心地よい余韻が長く残ります。
・ヴィンテージ2018 7,700円(税込)
地中海の低木(ガリーグ)を思わせる清涼感と、濃密な果実のフレーバーが絶妙なリズムで重なり合います
地中海の低木(ガリーグ)を思わせる清涼感と、濃密な果実のフレーバーが絶妙なリズムで重なり合います。
1. シラーの歴史とルーションへの伝来
シラーの原産地はフランス南東部(ローヌ地方)とされており、近年のDNA鑑定によって「デュレーザ(Dureza)」と「モンデューズ・ブランシュ(Mondeuse Blanche)」という古くからの品種の自然交配によって誕生したことが分かっています。
古くから南仏各地で栽培されていましたが、ルーション地方において本格的に注目され、高品質ワインの主要品種として大きく広がったのは20世紀後半のブドウ畑の再編期です。伝統的なグルナッシュやカリニャンに加えることで、ワインの品質と香りの表現力を飛躍的に向上させる「改善品種」として評価を高めていきました。
2. 栽培の特徴とルーションのテロワール
シラーは適度な日照と水はけの良い土地を好みますが、過度な乾燥や熟しすぎ(過熟)には繊細な配慮が必要な品種です。
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早すぎず遅すぎない成熟期:芽吹きも収穫も中程度(グルナッシュやムールヴェードルよりやや早い)で、ベストなタイミングで収穫することが重要です。
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風と標高の重要性:ルーションの強烈な太陽のもとでは熟度が上がりやすいため、標高の高い区画や、ピレネー山脈・地中海からの風が通る風通しの良い斜面が好まれます。
ルーション特有のピレネーの石や赤土といった土壌、そして昼夜の寒暖差や風は、シラーが過熟するのを防ぎ、美しい酸とエレガントなアロマを保つために理想的な環境を提供しています。
3. ルーションのシラーが生み出すワインの特徴
ルーションで育つシラーは、北ローヌの繊細さに南仏らしい豊満な果実味が加わった、非常に魅力的なスタイルとなります。