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こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営する
トゥーレールです。このところベジエのお話が続きましたが、次はトゥールーズへ行く前に
オクシターニ地方に、いえ、フランス経済に大きな影響を及ぼした「カナルディミディ」ユネスコ登録された美しい人口運河についてのお話です。2年前にも少しだけ記事を書きましたが、今回はもっと奥深くお話をしたいと思います。
ミディ運河、美しい新緑と野鳥や植物、そして運河を脇にハイキング、お散歩、サイクリング、そして、17世紀の技術を使った水門も見れるこの運河は、当時鉄道もない物資の輸送手段のために作られた人口運河です。
南仏トゥールーズのガロンヌ川から分岐し、地中海に面したトー湖(アグド周辺に)に至る全長240km、支流部分を含めると340KMに及ぶ水の道。130もの水門を設け、瓢湖差189mの航行を可能にしました。筆者もこのあたりは大好きで、トゥールーズに行く旅に散歩やサイクリングをするのですが、何度見ても感動します。
この運河開通前は、ジブラルタル海峡を通る大回りの航海で大西洋にいくしかありませんでした。高い交通料をスペイン領土国(当時はイギリス)に支払わねばならず、また海賊対策も容易ではありませんでした。
そこで1666年、ルイ14世の支援を受けた国家事情として この人工運河の建設ははじまりましたが、ルイ14世は運河の完成をみることなく、1680年に他界。
完成したのは1694年です。当時はCanal royal en Languedoc「ラングドック王立運河」と呼ばれましたが、フランス革命後に、ミディ運河「Canal du Midi」に改名。
そしてこの運河の運河の建設を推進したのは、フランスの工学者「ピエール・ポール・リケPierre-Paul Riquet」です。
現在人々に癒しをもたらす運河沿いにある道は、当時動力を持たなかった船舶を馬と人が両脇の道を歩き、船舶の運河の物資移動を補助するために作られたものです。
今では数回/月しかみれない、水門の動作を見たりするのも、かなり感動します。
皆様、是非南仏に行った際はミディ運河の両端の道を歩いてみてください。
また事前に予約をしてボートで運河をクルーズすることもできます。
長文ですみません。この運河を愛してやまないトゥーレールです。
運河沿いにはテラス付きレストランもありますし、クルーズしながら南仏ワインブレッソルをいただのもおすすめです。画像はギフト仕様。
🔳ドメーヌシングラ ブレッソル 10,340円(税込)
世界的に有名なワイン評論家「ロバート・パーカー氏」からも91点の評価を頂きました。
熟した赤い果実とハーブ感、ヴェルベットのようなタンニンとラズヴェリー、ブラックヴェリー、ハーブとチェリーのゴージャス感が楽しめます。大人チックにワインを楽しんでください。
A.O.P コート・デュ・ルシヨン・ヴィラージュ認証
商品情報
・品種:ブラックグルナッシュ80% シラー20%
・酸化防止剤:亜硫酸塩
・内容量:750ml
・アルコール度数:16℃
🔳 ソムリエナイフ 1,980円(税込)
透明プラスティックBOX入り
🔳 シャトーボックス 1,320円(税込)