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6月30日のブログ~フランスのイヴェント

6月30日のブログ~フランスのイヴェント

Bonjour !
こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営する
トゥーレールです。

昨日は プロヴァンス「オレンジェ」という街のご紹介しました。
今日は「オレンジェ」の美食をご紹介しましょう。

オレンジェに行ったら是非、お試しいただきたい食べ物をいくつかご紹介しましょう。

まずはアプトのフルーツ漬けです。
味覚の聖地として知られるアプトは、この愛すべき珍味を誇りにしています。中世盛期のプロヴァンスで誕生した砂糖漬けフルーツは、当時は蜂蜜で保存されていましたが、十字軍の侵攻によって砂糖が導入されました。アプリコット、アンジェリカ、チェリー、クレメンタイン、イチジク、メロン、洋ナシ、さらにはプラムといった果物に、浸透圧によって果実の水分を砂糖に置換する保存技術を用いてグレーズ加工が施されます。

 

そしてプロヴァンスらしいスイーツ「モンテリマールヌガー」
お土産にも最適。ドローム・プロヴァンサル地方のモンテリマールは、伝説的な国道7号線沿いにあるヌガーの町として知られています。ヌガーの人気は1950年代に高まり、南フランスへ向かう途中、町を横断する交通渋滞が絶え間なく続く中で高まりました。観光客は、列に並ぶ合間に美味しい軽食を求めて立ち寄ったそうです。アーモンド30%、またはアーモンド28%とピスタチオ2%、ラベンダーハチミツ25%、砂糖、泡立てた卵白、そして最後に天然バニラで構成されています。その食感は加熱時間によって変化し、柔らかいヌガーにも硬いヌガーにもなります。お好みでお選びください。

一番のおすすめは、ミュスカ・デュ・ヴァントゥ
8月下旬から11月中旬にかけて収穫されます。甘くムスクのような風味を持つミュスカ・ド・アンブール種から作られるこの生食用ブドウは、スミレ、バラ、ブラックカラント、ラズベリーの香りも持ち合わせています。

プロヴァンスの丘陵地帯では古代からブドウ栽培が行われてきましたが、このブドウがモン・ヴァントゥの麓で発見されたのは19世紀に入ってからです。この品種は、AOC(原産地呼称)とAOP(原産地呼称)の認定を受けています。
ワインにも使われますが、葡萄自体をぜひ味わってみてください。

ヴァントゥー・マスカットは抗酸化物質とビタミンが豊富で、健康に非常に良いブドウです。調子が悪い日にはエネルギーを補給し、優れた利尿作用も備えています。

毎年9月には、ヴィル=シュル=オーゾンで、ヴァントゥー段々畑産マスカットの祭典が開催されます。生産者直売所や様々なイベントに参加できるだけでなく、マスカットの試食も楽しめます。

ラヴィでシャトーからは、マスカット・デ・プティグランという小粒で高品質の葡萄から創られたヘリーテージという甘いワインをご紹介しましょう。
こちらも仏リヴザルト認証です。



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  • 10月24日のブログ~フランスの街~モンテリマールMontélimar
    10月24日のブログ~フランスの街~モンテリマールMontélimar

    Bonjour !こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営するトゥーレールです。昨日まではル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velayについてご紹介してきましたが、今日からはモンテリマールMontélimarに移ってみます。ドローム県のコミューンで、ル・ピュイ=アン=ヴから南西へ車で2時間半、プロヴァンスの入り口と呼ばれる街です。モンテリマール地域での人の定住は非常に古くに行われ、紀元前5000年ころから人が定住していたといわれます。支配者は頻繁に変わった地でもありますが、11世紀ごろアデマール一族のモンテリマール初代領主ギヨーム・ユーグ・ダデマールは、13世紀までモンテリマールを治め、この地名にもなりました。1447年ルイ11世はモンてっりマール領主になっています。 100年以上の大きな木々など豊かな自然にも恵まれ、歴史的建造物も多数あります。旧中世の宮殿、12世紀の建築物、ロ昔ながらの美しい遺跡が今日も残っています。またフランスのお土産で人気のヌガー(蜂蜜とアーモンドで作ったお菓子)が有名です。 ではいつものようにここでドメーヌシングラのワイン、デザートワイン ヘリテージをご紹介いたします。■ヘリテージ  5,280円(税込)  Riversalt AOP  (マスカット デ リヴザルト)認証 ・品種:ミュスカ・プティ・グラン100%・酸化防止剤:亜硫酸塩・内容量:750ml・アルコール度数:16℃・ドメーヌ:ドメーヌ・シングラ プリコット、蜂蜜のアロマが口の中に広がり、シトラスのさわやかさを感じます。非常にバランスのとれた 薫りが高く、余韻が残るワインです。💕 13世紀にワイン製法に革命をもたらした製法で熟成されたワインです。ぶどうに含まれる自然な甘みを保ちます。食前酒として、またはデザートとしてフルーツとの相性も良いワインです。

  • 10月23日のブログ~フランスの街~ル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velay
    10月23日のブログ~フランスの街~ル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velay

    Bonjour !こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営するトゥーレールです。昨日はル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velayのみどころをご紹介しました。今日は ル・ピュイ=アン=ヴレのレストランをいくつかご紹介しましょう。 ミシュランレストラン■Le Chamalenc €€€19 rue Raphaël、ピュイ・アン・ヴレ、43000、フランス創作フレンチ この老舗レストランは、ラ・ミランド(アヴィニョン)出身の若い夫婦、シェフのヨアン・デロームとヘッドウェイターのセリア・ボードリエによって運営されています。アンチョビの小片、ベーコン、玉ねぎのムースを添えたピサラディエール風のタルトレット、インゲン、チャード、チャービル、タラゴン、コリアンダーのフレッシュサラダ、豚足と焼きトウモロコシのサラダ、レモン、発酵マスタードシード、塩レモンペースト、クリーミーなポレンタなど、美味しく、緻密で、想像力豊かな料理を生み出します。地元の食材と地中海の魚介を使ってもてなします。 ■L’emotion 15 Place Cadelade, ルピュイアンブレー フランス  €€ <モダンフレンチ>ミシュランに登録されているレストランでありながら、意外にリーズナブルでお勧めです。地元出身のオーナーシェフ、ミカエル・ルアットは、毎年ピュイ=アン=ヴレの幸運な食客をもてなしてきました。店内は自然素材とデザイナーによるディテール(ガラス張りのワインセラー)が巧みに融合されています。料理は、オート=ロワール地方の食材(緑レンズ豆、牛のフィングラ・デュ・メザンク)と、非常にモダンなレパートリー(クロマグロ、スイカとフェタチーズのグリル、ヴィエルジュソース、チョリソー・ベジョータ)を組み合わせた、まさに美食のコース料理です。 ■Maison VIDAL, Le Bistro de Justin18 place du Marché、サン ジュリアン シャプトゥイユ、43260、フランス€€ · 伝統料理とモダン料理の融合 1984年にオープンしたこのレストランでは、ヴィダル家が伝統を巧みに解釈した美味しい料理の数々を提供しています。地元の小規模生産者(例えば、ノワール・デュ・ヴレー産ラム、AOPフィングラ・デュ・メザンク産牛肉など)の魅力を際立たせた、味わい深い料理の数々です。シンプルでボリュームのあるお料理がお好きな方は隣接する ビストロ ジャスティンへどうぞ。   伝統的なフレンチにはドメーヌ・シングラの ブレッソルでおいしく召し上がれ。 ■ブレッソル  9400円(税別)...

  • 10月22日のブログ~フランス~南仏のとある街~ル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velay
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    Bonjour !こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営するトゥーレールです。昨日はル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velayの宿泊施設をご紹介しました。今日はル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velayの見どころをいくつかご紹介しましょう。2日のブログでル・ピュイ・アン・ヴレは聖地巡礼の出発点の一つとして知られる世界遺産に登録されているフランス中部とご紹介しました。 そして 礼拝堂を上った疲れた体を 聖なるワインでいやしましょうか。ドメーヌシングラ ルーションの白ワイン■オーゴストAOP コート・デュ・ルーション製品情報 品種:ルーサンヌ80%, マカベウ20%酸化防止剤:亜硫酸塩内容量:750MLアルコール度数:13.5° 年間醸造数1200本。クオリティを上げるためにしっかり区画を決めて育てられた上品でしかも香り豊かなワイン、スイカズラやコケモモの薫り、シトラスレモン、花の香り、口含むとミネラルとピンクグレープフルーツの香りが広がり海の潮風を感じます。