ドメーヌ・シングラについて
「ドメーヌ・シングラ」は
1711年~300年以上の歴史ある蔵元「アール・シングラ ファミリー会社脳寧するドメーヌです。 現在は8代目の「ローラン・デ・ドブソンブ・シングラ氏が運営をしており葡萄の栽培からワイン造り、ボトル入れまでを8名ほどのメンバーと共に一気通貫して行うドメーヌです。
「ドメーヌ・シングラ」を代表するブランド、その名も「ドメーヌ・シングラ」とスタイリッシュなボトルデザインを持つ「マスダグリィ」、シングラファミリーの秘密の畑で作った葡萄による「クロス セイント アントワーヌ」の3つのブランを持ちます。
ドメーヌ・シングラの成功のヒストリー(カリニャン)
6代目までは南仏で育ちやすいカリニャンやムールヴェードル、シラーなどの品種を育てていましたが、7代目のジャン・シングラ氏の時には、新世界のワインブームにより、他の南仏のワイン生産者たちと共に窮地に追い込まれます。そして新世界で流行している品種でワインを造ってみますが、価格競争に勝てず、存続が難しくなってきました。 そのころ8代目になるであろう長男「ローラン氏」が大学の法学部で勉強していましたがシングラ家のワイン造りを継ごうかどうか迷ってました。しかし我が家の広大なブドウ畑を見ながら、父の窮地に追い込まれた姿を見て、ある決断をすることになったのです。
彼は 葡萄畑の中に1本のカリニャンの枯れ木を見つけました。
そしてこのローラン氏は父に言いました。「父さん、新世界のワインの真似をしてもしょうがない、ペルミニャンの地に本来合う葡萄に力をいれようと」と言いました。
こうしてローラン氏は稼業を継ぐ決断をしたのです。
彼は第1に質の良いカリニャンの木を植え、他のシラー、ムールヴェードル、グナッシュ、などをメインにオーガニック製法に変えたのです。
無農薬製法を取り入れることで、ぶどうの安全性だけでなく、土地の生態系を取り戻しました。 カリニャンのワインは2000年の初めに、フランスのワイン専門誌「ギド・アシュッテ誌で★★」を取得、他のワインも「ロバートパーカー氏」「ジェームス・サックリン氏」などから90点以上を取得するようになりました。
2025年現在世界25か国に輸出をするまでに成功をとげたのです。
正規の日本の輸入代理店「トーレール・ジャポン株式会社」とは2023年9月に正式な契約を締結し日本への輸出を開始しました。
ロケーション:ルーションヴィラージュの2か所
ペルミニャン・サルスルーシャトー(オーゴスト)
土壌: 赤土、粘土質畑、小石が多い畑
品種: 赤:シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル
白:ルーサンヌ、マカブー、
ロゼ:グルナッシュ
デザートワイン:マカベウ・グルナッシュ、 ミュスカ・プティ・グラン
(ヴァンドゥナチュール製法:13世紀に発明された方法で、発酵中に
中世アルコールを加えて酵母をブロックし、本来葡萄に含まれる自然の甘さ
を引き出す手法)
品種ごとの特徴
シラー・ムールヴェードル・カリニャンがメインのワインは濃厚なワインが好きな方にお勧めです。ジビエ料理や脂がのったやわらかいビーフ、チーズ料理、クリームソースを使ったお料理等にお勧めです。
グルナッシュメインのワインは、前者と比較し、やさしい口当たりですので、ビーフ、ポーク、チキン、赤身の魚などにも合います。
ルーサンヌ・マカベウの白ワインは、魚介料理に、マカブー・グルナッシュオイスターやシーフードのグリルなどにお勧めです。
デザートワイン: マカベウ・グルナッシュの5年以上の熟成。シェリーのような味わい。デザートとしてだけでなく、フォアグラにも合います。
ミュスカ・デ・プティグランはスッキリした葡萄本来の甘味を感じることができます。
食前酒にもデザートにもお勧めです。
■コート・デ・ルーションA.O.P認証
■ヘリテージ・デ・リヴザルト A.O.P認証
■マスカット・デ・リヴザルト A.O.P認証
■コート・デ・カタロニア I.G.P認証
■オーガニック認定 フランス
フレンチオークで高級な「ナダリエ樽」を使い、魅惑のワインを創り続けています。
2000年~2010年ごろにはエリーゼ宮殿に納品していたほどのクオリティ。
下記は2000年初めにフランスのTV局取材のビデオですが、その後すぐにNHKも取材しています。NHKのビデオは「カリニャン」のページでご覧下さい。