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こだわりの南仏ワインとギフトのオンラインショップ「vie-de-chateau]を運営する
トゥーレールです。
昨日は プロヴァンス「オレンジェ」という街のご紹介しました。
今日は「オレンジェ」の美食をご紹介しましょう。
オレンジェに行ったら是非、お試しいただきたい食べ物をいくつかご紹介しましょう。
まずはアプトのフルーツ漬けです。
味覚の聖地として知られるアプトは、この愛すべき珍味を誇りにしています。中世盛期のプロヴァンスで誕生した砂糖漬けフルーツは、当時は蜂蜜で保存されていましたが、十字軍の侵攻によって砂糖が導入されました。アプリコット、アンジェリカ、チェリー、クレメンタイン、イチジク、メロン、洋ナシ、さらにはプラムといった果物に、浸透圧によって果実の水分を砂糖に置換する保存技術を用いてグレーズ加工が施されます。
そしてプロヴァンスらしいスイーツ「モンテリマールヌガー」
お土産にも最適。ドローム・プロヴァンサル地方のモンテリマールは、伝説的な国道7号線沿いにあるヌガーの町として知られています。ヌガーの人気は1950年代に高まり、南フランスへ向かう途中、町を横断する交通渋滞が絶え間なく続く中で高まりました。観光客は、列に並ぶ合間に美味しい軽食を求めて立ち寄ったそうです。アーモンド30%、またはアーモンド28%とピスタチオ2%、ラベンダーハチミツ25%、砂糖、泡立てた卵白、そして最後に天然バニラで構成されています。その食感は加熱時間によって変化し、柔らかいヌガーにも硬いヌガーにもなります。お好みでお選びください。
一番のおすすめは、ミュスカ・デュ・ヴァントゥ
8月下旬から11月中旬にかけて収穫されます。甘くムスクのような風味を持つミュスカ・ド・アンブール種から作られるこの生食用ブドウは、スミレ、バラ、ブラックカラント、ラズベリーの香りも持ち合わせています。
プロヴァンスの丘陵地帯では古代からブドウ栽培が行われてきましたが、このブドウがモン・ヴァントゥの麓で発見されたのは19世紀に入ってからです。この品種は、AOC(原産地呼称)とAOP(原産地呼称)の認定を受けています。
ワインにも使われますが、葡萄自体をぜひ味わってみてください。
ヴァントゥー・マスカットは抗酸化物質とビタミンが豊富で、健康に非常に良いブドウです。調子が悪い日にはエネルギーを補給し、優れた利尿作用も備えています。
毎年9月には、ヴィル=シュル=オーゾンで、ヴァントゥー段々畑産マスカットの祭典が開催されます。生産者直売所や様々なイベントに参加できるだけでなく、マスカットの試食も楽しめます。
ラヴィでシャトーからは、マスカット・デ・プティグランという小粒で高品質の葡萄から創られたヘリーテージという甘いワインをご紹介しましょう。
こちらも仏リヴザルト認証です。